雲の海。

「天空の城」

そこには溢れるラピュタ感と雲の海がありました。

兵庫県朝来市にある竹田城跡です。

「日本のマチュピチュ」「天空の城」などと呼ばれ雲海で有名な場所です。

2013年から一部有料化されています。その１年前の秋に一度訪れているので今回は９年ぶりとなります。

行程。

中国道池田IC（2021.11.9 5:00まで吹田JCTから中国池田ICまで終日通行止めになっています）→若狭舞鶴道→春日IC→下道（北近畿豊岡自動車道2021.10.29まで平日夜間20:00〜6:00通行止めになっています。知らなかったから焦りました💧）→ 北近畿自動車道遠坂ランプ→北近畿豊岡自動車道→北近畿豊岡自動車道和田山IC→山城の郷駐車場（無料）

北近畿豊岡自動車道が夜間通行止めになっているのはちょいと焦りましたが予定していた4時迄に到着できました。

山城の郷駐車場は4時頃でも駐車スペースにかなり空きがありました。

腹ごしらえとトイレ（駐車場を出ると観覧料受付処までトイレは有りません）を済ませてから竹田城跡を目指します。

徒歩で約40分の道のり。舗装された車道を案内に沿ってひたすら進みます。

舗装されているので歩きやすいですが、街灯はありません。闇です。早朝なら懐中電灯が必要です。

観覧料は中学生まで無料。

高校生以上は一人500円です。

観覧料を払って、パンフレットを貰って天守台を目指します。

係員の方と少し話しましたが、今日は濃霧注意報も出て良い感じだが、山頂は南からの風が強いので北側に期待できるとのこと。今年はまだ暖かいので雲海の質はあまり良くないとのことでした。

4:45。

ライトアップされた石垣が美しい。

5:15。

天守からの眺め。

 

まだ雲は少ないです。

写真ではわかりにくいですが、街の灯りがしっかり見えます。

5:20。

徐々に雲が増えてきます。風があるので身体が冷えます。

5:30。

街の灯りの上に薄い雲がかかってきました。

わずか数分で、姿を変えていきます。

5:30。

東の空が明るくなるにしたがい、南二の丸と南千畳が徐々にその姿を現します。

5:32。

刻一刻と姿を変えていきます。

雲が湧き出し、明るさも増していきます。

日の出時刻は6:07。

5:35。

二の丸を見下ろす。

係員さんの予想通り、北側に雲が溜まってきました。

5:39。

山々の間を埋めるように雲が広がり、地上と隔絶するように厚みを増していきます。

雲の海。

5:40。

二の丸で撮影する人達のシルエットと比べると、彼方まで広がる雲の巨大さには畏怖さえ覚えます。

天空の城となる。。。

6:25。

山から太陽が顔を出しました。

絶景ですね。

これからしばらくの間は雲海のシーズンが続きます。

前日の日中の気温が高く、当日早朝の冷え込みが強いこと。風が無いこと。快晴であること。など、いくつかの条件が揃えばもっと凄い雲海に出会えることもあります。

見てみたい！という方は、竹田城跡で検索すれば雲海予報なども出てくるので参考にされるのも良いかと思います。

実際に生で見てもらいたい景色です。

タイミングが合えば行ってみてください。

以下、写真。

広がる雲の海を前に。

南二の丸、南千畳を望む。

この景色が日本のマチュピチュ、天空の城と言われる所以ですね。

残念ながら南側は雲の量が少なかった。

天守台から。

綺麗です。

城跡と言えば、残された石垣。

二の丸から、天守台を望む。

西側の空も綺麗でした。誰も見てないけど。

下界。

南二の丸付近から二の丸と天守台を見上げる。

要塞と秋空。

観覧料受付処。

係員さん親切。

トイレ綺麗。

係員さんがくれた大きな松ぼっくり。。。

デカぼっくり。

下山中。

絶景の連続でした。

秋が深まった頃にまた行きたいな。