デキる子もどきの自己満備忘録

酒と肴とキモかわペットの日常生活、ときどき妄想旅行。

茅葺の里、美山へ。

11月7日の日曜日、丹波にある黒井城址に雲海を見に行ってきました。その後茅葺の里美山を目指します。

黒井城址本丸から見下ろした雲は、下界では朝霧となり丹波の街を包み込んでいました。

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丹波霧と言われる朝霧です。
山に囲まれた盆地、盆地特有の寒暖差、それらの条件が濃い霧を生み出しコンパクトな盆地に霧を溜め込みます。
この朝霧のおかげで豊かな森が育まれ、農作物が豊富に実るのだと言われています。
丹波ではボタン鍋が名物の一つですが、これは丹波霧の恩恵を受けて豊富に実った木の実を食べた発育の良い猪が獲れることから名物になったとも言えます。
ボタン鍋以外にも、丹波栗、丹波黒豆、丹羽松茸などなど、自然の恩恵と人間の知恵が数々の丹波の名産を生み出しています。
自然との共生が感じられる土地です。素敵ですね。

その恩恵の一つをいただきました。

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黒枝豆。

おーっ!黒い!デカい!

香りはそれほど有りませんが、豆の味が濃く噛みごたえ、食べごたえがあります。噛むほどに美味い。

自然と農家さんに感謝ですね。また買いに行こうかな。


さて、美山に向かうため丹波霧に包まれた「水分かれ街道」をひたすら走ります。

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これはこれでなかなか幻想的です。

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フォグランプを点けて安全運転で走ります。


しばらく走ったら道の駅「和」で休憩。

すっかり霧がはれました。

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地元の農産物がたくさん売られていました。

欲しい物ばかり💦ですが、我慢我慢です。ロケーションも良いし、綺麗だし、お土産も沢山揃っていて、良い道の駅でした。


しっかり休憩した後、色付き始めた山を見ながら山間の道を抜け美山へ。


10時半に到着。

駐車場にはまだ余裕がありました。良かった。

ちなみに駐車料金は一日500円です。


茅葺の里です。

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散策します。

丸くて赤いポスト。

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水路。

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放水銃。

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茅葺き屋根なので火事が起きれば大惨事になります。その為、放水銃は至る所に設置されています。水路も多い。


茅葺き屋根のお家のほとんどが普通に生活されている家屋です。

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コスモスが綺麗でした。

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少し外れにも。。。石垣萌え。

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八幡神社への石段。

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鳥居。

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歴史ある神社です。

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装飾も立派です。

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見慣れない蝉の抜け殻。

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大阪ではほとんどがクマゼミです。

これは、アブラゼミ?ミンミンゼミ?


池の中にはイモリがいました。

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シリケン?アカハラ?わかんないや。

イモリとヤモリがごっちゃになる人がいますが、漢字で覚えると簡単です。

イモリ=井守⇒水の中。

ヤモリ=屋守⇒家の壁。


山々と川と。

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バス停。

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紅葉が綺麗です。

バス停も味があるなぁ。


日本の原風景ですね。

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いつまでも残しておきたい風景です。

今度は雪の美山を見に来よう。


ゆっくり散策した後、小浜まで抜け鯖街道を通って帰ることにしました。


鯖街道の途中で寄りたい場所があったので立ち寄ります。

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おにゅう峠。

運が良ければ、紅葉と雲海のコラボを見ることができる場所です。


おにゅう峠の話はまた後日。

それではまた。


(おにゅう峠の写真右上に白い服装のお婆さんが写っていますが心霊写真じゃないのでご安心ください)