あ、い、う、え、お。
自分の値段っていくらなんでしょう。
先日、無断欠勤を続けた末に退職した子は給料に不満があったようです(当然それだけが原因ではありません)。
自分はいまだに会社の戦力になっているのか、貰っている給料分貢献できているのか不安しかありません。
いい学校を卒業して一流と言われる企業に就職したり、資格を取ってそれを生かす職業に就いたり、難関の採用試験に合格したり…そうやって結果を出してきた人の給料は、「努力の対価」だと思います。高くて当然。貰うべくして貰っているものです。
不満があれば文句を言ってもいいと思います。でもまぁ、たぶんそのレベルの人達は文句を言う前に転職してキャリアアップするのでしょうが。
対して、無資格、学歴不問という採用条件の中小企業、零細企業での給料ははっきり言って「運」です。
儲かっている会社に当たれば給料もいいかもしれない。
社長に好かれれば給料が上がるかもしれない。
その程度のレベルの話です。
じゃあそのレベルの話の中で、何を見て身の振り方を決めるべきか。
それは経営陣が目指しているところだと思います。それはそのまま会社の伸び代になるはずです。
伸び代があるなら、頑張る価値があります。そこで最大限の努力をすべきだと思います。
それを目先の給料を求めてフラフラするのは自分の価値観とはかなり違うかな。。。
人生を決める5つの要素として、「案、因、運、縁、恩」と言われるものがあります。
簡単に言うと、
案…考え方。自分の考え。他者の考え。
因…事の元になること。
運…移動。巡り合わせ。
縁…繋がり。ふち(周囲に誰がいるのか)。
恩…他者からの恵み。自身からの施し。
自分でコントロールできるものだからこそ、常に心の中に留めておくべきものなのでしょう。
自分の値段や価値なんてわかりません。それは他人からの評価ですから。
高く買ってくれる人もいれば、要らないと言う人もいるでしょう。
高く買ってくれる人を探し続けるのも人生。
今いる環境で自分自身の価値を高めていくのも人生。
幸い今の会社には上を目指す経営陣がいます。
「あ、い、う、え、お」
を忘れずに、自分は自分のやるべきことをやるしかありません。