我が家のベランダにはアシナガバチの巣が二つあります。
二つの巣の距離は、わずか2.5メートルほど。
位置関係はこんな感じ。
ご近所の目が怖いけど、クレームはまだきていないので駆除せず観察中。。。いや、むしろ餌を与えたりして、積極的に巣の運営に関わっています。
二つの巣がすぐそばにあるという環境を使ってこの夏、夏休みの自由研究としてやってみた実験があります。
が、実験の紹介の前に、まずは二つある巣の紹介から。
一つはこれ(巣A)。
元々、女王に放置された巣を今の場所に移植したものです。
幼虫がそこそこ育っていたので、働き蜂が羽化するまで幼虫のお世話をしようと思っていたのですが、移植してしばらく経った頃にハチが現れました。
このハチが謎。巣を放置した女王が帰ってきたのか。長期出張に出ていただけなのか?
いずれにせよ、現状の巣を見る限り女王蜂だったのでしょうね。知らんけど。
現在は蜂の数が随分増え、巣も大きくなりました。
雄も増えてきています。
もう一つはこれ(巣B)。
こちらはかなり立派です。
上から見るとその大きさがわかりますね。今まで見たアシナガバチの巣では最大です。
縦の大きさは17センチぐらいかな。
一般的な割り箸と比較するとこんな感じ。
割り箸をのせると、すぐに落とされちゃう。
異物には超敏感なハチ達。
見つけた頃は、すでにそこそこ大きいと思っていたのですが、今と比べると…。
わずか2ヶ月で、今の大きさに💧。
あっという間に成長しますね。
駆除したい方は少しでも早い方がいいでしょう。働き蜂が増えたら、加速度的に巣が拡大、働き蜂の数も爆発的に増えていきます。
アシナガバチはイモムシ、アオムシを大量に狩ってくれる益虫で、なおかつおとなしいハチなので出来れば共存してもらいたいのですが、怖い人はやっぱり怖いですもんね。
アシナガバチは飛ぶのが下手くそなので、獲物を持っていたり、風が吹いたりすると、バランスをとれずフラフラとこっちに向かってきたりします。
でも攻撃する意志はゼロ。何度か身体にとまられましたがほんの少し休憩したらまた巣に向かって飛び立っていきます。
こういった行動が、誤解を招くのでしょうが、こちらから攻撃しない限り、ハチからは攻撃してこないんですよ。
かわいいやつらです。
♂雄蜂の顔。キモい?