さて、昨日の続きです。
今日は鯖街道の美味い物を紹介します。
幻想的な黄色の世界を堪能したら、鯖街道を通って帰路に着きます。
鯖街道。超簡単に説明します↓。
福井県は若狭地方と京都を結ぶ街道のこと。主に魚介類を京都へ運んだ道である。
鯖街道には、鯖街道という名の通り鯖寿司の名店が数多くあります。お店ごとに味が違い、それぞれ美味しいのですが(全てのお店は食べてませんが…)、その中でもおススメは……。
栃生梅竹(とちううめたけ)さんです。
店舗↓。
隣接するイートインスペース↓。
店舗で購入して、食べますと伝えたら持って来てくれます。お茶はセルフで。メニューは鯖寿司以外にうどんやおいなりさんなど何種類かあります。
梅竹さんの良いところは、頼んでから作ってくれるところです。作り置きじゃないので作りたてがいただけます。
少し時間がかかりますが、待つ価値はあるお味です。
今回は持ち帰り。
特選鯖寿司を購入しました。
鯖寿司にも何種類かあって、これは下から2番目のお値段のもの…とは言え、めっちゃ美味しいです。
お酢は控えめ、塩も控えめ、まさに「良い塩梅」とはこの事です。
そして、青魚特有の鯖の「臭い」は、極上の「香り」に変わり、上品な風味を醸し出します。
全てにおいて、角がとれてバランスの良い仕上がりになっています。
「優しい味」という安っぽい言葉では持て余しますね、この味は。
絶品です。
裏技として…鯖をバーナーで炙れば、鯖の脂が焦げて独特の風味になります。焼き鯖寿司ですね。ランクが上の鯖寿司の鯖は身が厚く脂がしっかり乗っているので、炙るのもおススメです。贅沢ぅ〜。
それともう一品購入。
鯖のへしこです。聞き慣れないかな?
簡単に言うと、鯖のぬか漬け。
糠を落としてそのままでも、焼いても美味しいです。酒の肴はもちろん、お茶漬け、酢の物、パスタにも。
これまた美味いんだな。
この辺りは、鯖のなれ鮨が有名ですが、もっぱらへしこ派。なれ鮨、食べる機会があれば紹介します。
さてさて、もう一品おススメがあります。
熊川宿と言う道の駅に売っている、「一枚流し 葛羊羹」です。
今回は立ち寄る時間が無かったので購入できず写真も無しです(T . T)。
葛と言えば吉野を思い出しますが、この鯖街道の熊川の辺りも良質な葛が採れる事で有名です。その葛を使った羊羹です。
上品で控えめな甘さと葛羊羹ならではのぷるんぷるんした食感が、箸を止めさせてくれません。
ついつい食べ過ぎてしまう美味しさです。
カッパえびせん以外にも、やめられない止まらない美味しさがココにあります。
おっと、また長くなってしまうので、今日はこのへんで…鯖街道のマニアックな楽しみ方もあるので、それについてはまたの機会に紹介したいと思います。
以上。