デキる子もどきの自己満備忘録

酒と肴とキモかわペットの日常生活、ときどき妄想旅行。

「もどき」を実感する時。

「すみません。」


という言葉が染み付いている。

謝る時だけでなく、何かをしてもらった時にも、咄嗟に出る言葉は「すみません。」。


言葉を選ぶ余裕がある時は「ありがとう。」と言えるのに、咄嗟の時に口をついて出る言葉は「すみません。」。


これはきっと、今まで卑屈に生きてきた証。


消える事の無い「もどき」感。


「ほんもの」は、当たり前に「ありがとう。」と言えるんだ。


謝罪する時は、「すみません。」

感謝する時は、「ありがとう。」


当たり前のこと。


そんな当たり前のことだからこそ、人間の本質がわかるんだよなぁ。


自転車で転けた時に、心配して声を掛けてくれたおばあちゃん。

「ありがとう。」

咄嗟に出なかったこの言葉。ずっと、心に引っかかってんだよなぁ。


「すみません。」より、「ありがとう。」と自然に使える人間になりたいな。