たい焼きはどこから食べる?という論争を理論的に分析してみる。
たい焼きはどこから食べる?
おそらく、たい焼きが発明されて以来、長きにわたり論争を繰り広げてきた話題であります。
そして、この話題に正解、不正解は無いのです。
頭から食べようが尻尾から食べようが、丸呑みにしようが、、、好きなところから好きなように食べるのが一番美味しいのですから。
しかし、他人がたい焼きのどこから食べるのかはなんとなく気になるところ。
世間では、頭から食べる派が多いらしいです。
頭派の理由として、
餡子がいっぱい入ってる方から食べたいから。
可哀想だからひと思いに頭から…。
好きな尻尾を最後に食べたいから。
一方、尻尾派は、
尻尾のパリパリが好きだから。
頭から食べるのは可哀想だから。
美味しい部分は最後に食べたいから。
と、それらしい理由が挙げられます。
しかーーし!わたくし、これらの理由は後付けと考えます!最近、わたくしは閃いたのでございます!!
たい焼きを頭から食べるのは女性が多く、たい焼きを尻尾から食べるのは男性が多いのでは無いのかと!
そして、これはズバリたい焼きという独特の形にあるのだと!
ではわたくしの考察を述べさせていただきます。
まず、何故尻尾派に男性が多いと思うのか。それは、男性は片手でたい焼きを持って食べる人が多いからです!
では、片手で食べると何故尻尾からになるのか?
それは尻尾の付け根がくびれているからなのです!
たい焼きを食べる時、何度か持ち替えますか?いーえ、持ち替えません!最後に一口で食べられる分ぐらいを残すように持っているはずです。無意識のうちに。
尻尾側を持つと、必然的に尾ビレの部分を持つことになります。そうすると……ほら、くびれた部分から折れそうで不安になるでしょう?その不安を解消するには、頭を持つのが一番良い方法なのです。
あの鯛の形から、気付かぬ間に心理的ストレスを与えられ、無意識の内に頭を持ってしまうから、尻尾から食べてしまうのです!
頭派に女性が多いのは、女性は両手でたい焼きを持って食べるからです。
両手を使うと、くびれの不安定さなど関係ありません。
が、これだけでは頭派になる理由にはなりません。頭派になる理由として、ここからは和の文化が影響してきます。
魚は食卓に並べる時も、図鑑に載せる時も、左側が頭になります。そしてこれは、生きている内に刷り込まれています。
魚の頭は左側。魚の頭は左側、魚の頭は左側…。
もはや習慣なのです。無意識のうちに魚の頭は左側にしてしまうのです。抗うことは出来ないのです。
そして、左側を頭にして持つと…右手が尻尾側になりますね?右利きだと、右手で持って食べ始めようとします。
そうすると〜?ほら!尻尾側を持つようになるでしょう?
これが、女性が頭派になる理由です。
そして、全体的にみて頭派の方が多い理由は?
これは、たい焼きを好んで食べるのは、男性よりも女性の方が圧倒的に多いからなのです!
片手で持って食べる男性は、安定感のある頭を持って食べるから、尻尾派が多い。
両手で持って食べる女性は、生きている内に刷り込まれた習慣によって尻尾を持って食べるから、頭派が多い。
頭派が多いのは、たい焼きを好んで食べるのは女性が多いから。
これらのことは、無意識のうちに決められている。
ん〜素晴らしい。目から鱗(鯛だけに)の新理論です。
さて、この理論の裏付けを取る為に、会社の人数人に聞いてみました。
【調査対象】
男性…5名。
女性…1名。
【調査結果】
頭派…男性3名。(顔、と答えた人含む)
尻尾派…男性2名。女性1名。(けつと答えた人含む)
撃沈(T ^ T)。
新理論…お忘れください。
たい焼きは、何も考えずに好きなところからお食べくださいませ。
あっ、ちなみにわたくしは尻尾派です。
写真のたい焼きは、鳥取県の「らっぱや大谷商店」さんのものです。
かわいいサイズの天然物です。超美味しいです。大好きです。
コロナ収束したら行きたいなぁ。