人に教えたくない丼があります。
でもそれは、人に自慢したい丼でもあります。
こんなブログを覗いてくださった方にのみ自慢しちゃいます(自分で作ったわけじゃ無いけど)。
どーん!!!
鳥取の名店、「味暦あんべ」の「親がに丼」!!
有名なので、ご存知の方もいらっしゃるかもですが、軽くご紹介。
と、その前に…。
まず、親ガニとは?
ズワイガニのメス♀のことです。
普段食べるズワイガニは全部オス♂です。
ズワイガニは水揚げ産地により呼び名が変わります。それと同時に、メスガニの呼び名も変わります。
以下の感じ。
♂は、加能ガニ、越前ガニ、松葉ガニ、間座ガニ…などなど。
♀は、香箱蟹、セイコガニ、セコガニ、親ガニ、コッペガニ…などなど。
蟹は資源保護の為、漁期が決められています。
♀メスガニは、もっと厳しく、漁期が11月6日〜翌年1月10日までとなっております。
親ガニは、わずか2ヶ月間の間しか獲ることが許されない貴重なものなのです。(あ、余談ですが近縁種のベニズワイガニのメスは獲ること自体が禁止になっております。)
その、貴重な親ガニをふんだんに使った「親がに丼」!
美味しくないわけがないでしょうが!!
では、いよいよ紹介を。
親がに丼を頼みました。
親がに丼を頼むと、もれなくセコがに入りのお味噌汁とお漬け物がついてきます。
セコがに入りのお味噌汁にはゴロっとした大根も入ってます。
なんと、おかわり自由です!
甲殻類が入ると、なんでこんなに美味しくなるの??
お漬け物は醤油漬け?みたいな感じ。ピリ辛で、親がに丼との相性が抜群です。
続きまして親がに丼です。
ざっと何が乗っているかだけ書きますが、乗っているものを詳しく知りたい方は、写真を拡大して見比べてください(説明書きが反射して見づらくてごめんなさい)。
中央に生外子の醤油漬け。
一見ウニに見えるのは生内子の醤油漬け。
甲羅に乗っているのは内子の塩茹で。
そのままのカニ身。
全部美味しいですが、特に生の内子と外子!生の内子と外子はなかなか食べることがないと思いますが、これ、めちゃくちゃ美味しいです!びっくりするぐらい美味しい!!
お値段は、たしか4500円です。
他に、カニが1.5倍になる「極み」というメニューがありますが、こちらは6000円です。
高いと思うか、安いと思うかはあなた次第です。
ただ、一緒に行った人は全員、次回は「極み」やな!…と。そして年2回は来たいとも言ってました。
庶民にはかなり高級な丼ですから、来年は社長にも声をかけよう!…とも。
高いと思うか、安いと思うかは……ね。
昨年の11月30日のことでした。
今年は、まさか新型コロナウィルスが発生するなんて考えもせず…。
このコロナ禍の中、今年の営業は可能なのでしょうか。
そして、食べに行くことが出来るのでしょうか。
アマビエ様…なにとぞよろしく🙏。
行かれる方は早めに予約することをオススメします。予約してから行かないと結構待つことになると思います。
予約の電話がなかなか繋がらなくても、あきらめず電話をかけ続けましょう。
昨年予約する時に、何度も何度もかけてようやく繋がりました💦。
以下、当日行った所の写真です。
鳥取、島根、山陰は何度行っても飽きませんね。
紅葉が見頃でした。
山陰自動車道からの大山。
米子自動車道から見える方がもっと丸みを帯びていて女性的。伯耆富士と呼ばれるのも頷ける美しい佇まいです(写真はねぇです)。
鳥取砂丘①。
む…左上にケータイカバーの一部が…。
鳥取砂丘②。
この砂漠感よ。
鳥取砂丘③。
むむむ…砂漠にどこぞの美女二人がフレームイン。なんか伸びた影がカッコいいぞお二人さん。
馬の背①。
遠くから見るとチョロい。
馬の背②。
近付くと、思ってたより巨大💦。人がアリのように見えます🐜。
馬の背から日本海を望む。
気持ちいい。
らっぱや大谷商店さんのたい焼き。
天然物。
小さくて可愛い。餡と皮のバランスが良くて本当に美味しい。
いっぱい食べちゃうね。
おしまい。