おんぶ。
今日から雨模様です。雨降りは通勤が面倒。
雨のドライブは好きなんですけどね。
さて、昨夜の話です。
昨夜、息子と散歩に出かけました。最近よく行きたがります。話も出来るし歩くのも嫌いじゃないので、なかなか有意義な時間です。
散歩のコースは、近所の高校に住み着く野良猫を撫でて(ひとしきり可愛がった後は、なすびを取り戻せという話になる…。)、高校のとなりにある公園で逆上がりをして帰るというのがいつものパターン。
その間、突然走り出したり、不恰好な側転をしだしたりしますが、昨夜は珍しく「父ちゃん、おんぶして。」と言ってきました。
小さい頃は、おんぶ、抱っこ、肩車、いっぱいした事を思い出しました。ずいぶん重くなってます。心も身体も成長しているのですね。いつまで、こうやって二人の時間を過ごせるんだろう。
自分には、思春期以後の父親との想い出がありません。だから、子供とどう向き合えばいいのか、どう声をかけてあげたらいいのか、戸惑う事が多いです。父親像というものが無いから手探りです。
でも、小さい頃に父親の腕にぶら下がって遊んだ事や、釣りに行ったこと、宿題を手伝ってもらった事は覚えています。
父親像というものは無く、言葉で何を教わったわけでも無いですが、父親の背中から教わった事が、自分の根っこの部分にある気がします。
息子も大人になってから、昨夜のおんぶの事を思い出すんだろうか。
ちゃんと父親としての姿を見せてあげられてるんだろうか。
答えはまだまだ先の話。
一緒に酒を呑みながら笑って想い出話を出来る日が来るといいな。
そんな日は、つまみなんていらないよねきっと。