名作。
だと思います。
この作品のおかげでバスケ人口が増えました。高校時代は新入生以外での未経験者の入部希望者がちらほらあったりして。。。当時は少し迷惑に感じていました💧。
31巻。
最終巻です。湘北 対 山王工業戦。
最終局面。
流川くんのシュートを河田(兄)がブロック。
「終わりだ‼︎」
この、河田(兄)の「終わりだ‼︎」の台詞以降、息遣いや鼓動以外の文字が記されるのは約20ページ後の両ベンチワークの解説のみ。
登場人物の台詞にいたっては、主人公である桜木花道の
「左手はそえるだけ…」
この「左手はそえるだけ…」の台詞まで、約46ページにわたり無音の世界で物語が進みます。
その後再び無音の世界に。
勝利の瞬間から花道と流川の喜びのタッチ、湘北メンバーの歓喜の描写を挟み、山王工業の堂本監督が落胆する選手たちにかけた
「はいあがろう。〝負けたことがある〟というのがいつか大きな財産になる。」
この台詞まで、約25ページ。
河田(兄)の「終わりだ」から、堂本監督の「はいあがろう。〝負けたことがある〟というのがいつか大きな財産になる。」まで、約72ページもの間に台詞は桜木花道の「左手はそえるだけ」のたった一言だけです。
恥ずかしながら最近気付いた事実。
選手たちの声や観客の歓声、フロアに擦れるバッシュの音やドリブルの音まで、確かに全部聞こえていたはずなのに。。。
やはり名作だと思います。
バスケ、したいなぁ。