昨日の話しです。
午前中の所用を済ませ、午後から予定通りドライブに出かけてみました。
ノープランで出発しましたが、結局いつもの北大阪方面へ。
能勢町、豊能町、豊中市、池田市、箕面市、吹田市、茨木市、高槻市、島本町の「北摂」と呼ばれるエリアは、まだまだ自然が豊かで、日本の原風景とも言える景色を見ることができます。
茨木市から亀岡方面に抜けようと思っていたのですが、ふと思い立って能勢の妙見山へ。
妙見山とは、大阪府、京都府、兵庫県の二府一県にまたがる標高660.1mの山です。
山頂には、北極星信仰の聖地として世界的に知られる「日蓮宗霊場能勢妙見山」があります。能勢妙見山は、能勢町地黄の眞如寺の飛び地境内となっているようですね。ですから正式名称は「無漏山眞如寺境外仏堂能勢妙見山」と言うらしいです。
パワースポットですね。
以下、写真と一言集です。
参道。
大鳥居。
鳥居がありますが日蓮宗のお寺です。
これは神仏習合といい、神様と仏様を同じようにお祀りしていた頃の名残りらしいです。
鳥居の向こう側は俗世とは隔絶された世界。
分かれ道。
真っ直ぐ行くと階段を上って本堂に。
右に行くと本堂への緩やかな坂道を登って本堂へ行けます。
行ったことがない右へ。
帰宅後に知ったのですが、妙見山の山頂付近には一万年も前にから人の手が入っていないとされるブナの原生林が広がっているそうです。日本の西南地方のブナは660m付近という比較的低い標高に生育することが珍しい（一般には1000m以上）とされ、大阪府の天然記念物に指定されているようです。
空気が冷たいです。
ここにも鳥居が。
静かです。
もうひと息で本堂です。
キノコだらけ💦。
本堂へ続く参道です。
奥の右側に赤いポスト📮が見えますが、ここは妙見山簡易郵便局です。大阪府で一番高い位置にある郵便局らしいです。
端が苔生した石畳みが歴史を感じます。
大きな杉の間から。
素晴らしい眺望です。
左奥が本堂です。いつ建てられたものでしょうか。
小さいですが、厳かな雰囲気があります。
境内にそびえ立つ杉の木です。
境内。
階段を見上げる。
分かれ道を左に進んで本堂を目指すと、この長い階段の上に着きます。
さっきの階段の上から境内を見下ろす。
変わった作りですよね。一段下がったところに境内があります。そのせいか、本当に特別な世界にいる感覚になります。濃いパワーが殿っている…。
この雰囲気、この空気、この空間、好きです。
階段の上には、山門が。
山門の内側が大阪。外側が兵庫になります。
写真では、今居る場所が大阪府。山門をくぐると兵庫県になります。
あ。
うん。
傾きかけた陽が眩しい。
平成10年4月に完成した信徒会館「星嶺」。妙見山の新しいシンボルです。
立派ですね。
参道の山頂付近に茶屋があります。通った時はもう店仕舞いを始めていました。
長い下り坂。
ほとんどの人がこの坂を上って参拝されます。
立派な紅葉の木です。
色付いた銀杏の巨木も素晴らしいですが、大きな紅葉のインパクトは銀杏以上です。真っ赤に染まると圧倒されます。
その頃にまた訪れてみようかなぁ。
②へ続く。
