大正町市場です。
ここから約50mほど市場が続きます。
中の様子です。
商店のほとんどが閉まっています。
平日で時間が早かったこともあり、人影もまばらですが、市場の真ん中あたりに人溜まりが。
近づいてみると、
「メジカの新子あります」
の紙が貼られていました。
おばちゃん達が、手際良く捌いていきます。
胸ビレから頭を落とし、皮を剥ぎ、3枚に下ろして、血合いを取る。
(メジカの写真は撮り忘れました(T ^ T)。)
速い!
血合いを多目に取るようで、食べる所がかなり少なくなります。
整理券を貰って、市場内をウロウロしていると、美味そうな匂いが。
串焼きです。
美味しそう!
人間、「美味しそう!」と感じた時が食べ時です!
カツオのハランボ(大トロ)串とカツオのチチコ(心臓)串をいただきます。
ハランボ。
美味いです!これは美味い‼︎
ビールが欲しくなります!絶妙の塩加減と焼き加減です!
チチコ。
おぉぉ…グロい…。
レバーみたいです。どんな味でしょうか…。
!!
見た目はレバーですが、食感はシャクシャクしてます!歯ごたえがしっかりあります。
処理がいいのか、焼き方がいいのか、生臭さは全然感じられません。
凄く美味しいです。南紀でカツオを食べて育った同僚は、ハランボよりチチコが気に入ってました。
そうこうしてる間に、メジカが上がってきました。
醤油とブシュカンというすだちに似たものをたっぷり絞って食べてくださいとのこと。
メジカの上に乗っている緑色のものは、ブシュカンの皮をおろしたものです。
ブシュカンをかける前の写真は撮り忘れました💦。
食べてみます。
しっかりした身です。
噛むと弾力とモチモチ感が凄い!
魚は色々食べてきましたが、この弾力とモチモチ感は今までに味わったことが無いです。
味は、まったくクセが無い。
青魚特有の臭みも有りません!かといって白身魚ほど淡白なわけではなく旨味もあります。
とっても美味しいです!
でも、味もさることながら、なんといっても歯を押し返してくるような弾力にかなり驚かされました。
これだけクセが無いとなると、ブシュカンは必要無いのでは?と思い、違う店で再度購入。
ブシュカンを絞られそうになったところを阻止して、お醤油だけで食べてみました。
やっぱり美味い!
個人の好みですが、生姜醤油が一番合いそうな気がしました。
でもやっぱり郷に入れば郷に従え。
大正町市場という歴史のある場所で、そこでしか食べられないものを、そこの食べ方で食べるというのは、何ものにも代えがたい経験ですね。
何十年と続くそこの空気ごと頂いた気がしました。
ご馳走さまでした。
メジカを堪能した後は、デザートです!
高知のデザートと言えばこれでしょう?
やっぱアイスクリン!
安定の美味しさ!
これまたご馳走さまでした。
駐車場の近くに鰹の供養碑がありました。
そっと手を合わせて久礼をあとにしました。
⑤へ続く。
以下写真。
大正町市場から抜ける路地。
太平洋。
上の写真の所で釣れたガシラ。
久礼八幡宮と青空。