デキる子もどきの自己満備忘録

酒と肴とキモかわペットの日常生活、ときどき妄想旅行。

サザエの捌き方と苦い所。

またまたお久しぶりです(T . T)。なかなか…時間が無くて。

 

今回はサザエのこと。

1月8日の話です。

 

牡蠣を食べに行った時にサザエをいただきました。

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巻き貝は食べ方に困ります。

焼くか煮るかお刺身ぐらいしか思いつきません🌀。

だって巻いてるんだもん。

お刺身でさえ面倒です。だって巻いてるんだもん。

どうやって捌けばいいかわからんし〜。

だから、いつもは甘辛く煮つけるか塩茹でなんです。

 

でも、今回は違う事に挑戦しようとお刺身用に捌いてみました。初体験です。

 

以下、サザエの捌き方。

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牡蠣ナイフを使ってみます。ステーキナイフとか、バターナイフでも大丈夫かと。

 

ナイフをフタの隙間にぶっ刺します。 

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グリッと左回りに回したら、頭?が取れます。

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頭が取れたら、貝柱を外します。サザエにも貝柱があったのね!

写真の人差し指のあたりに貝殻と身をくっつけてる貝柱があります。

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指を突っ込んで、グリグリッと動かして貝柱を殻から外します。

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外れたら、下を向けただけで簡単にドロンッと出てきます。

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では、内臓を切り分けていきます。

フタを外します。

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このビラビラが「ハカマ」と言われる苦い部分です。切り取ります!

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続いて頭側です。口を取ります。

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赤いのが口。

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取り除きます。

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分解後の写真。

上段左から、フタ、口、殻。全部食べられません。

下段左から、キモ、ハカマ、貝柱、頭。ハカマは苦いです。キモも少し苦いかも。

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アップ。

フタ、口、貝殻。

食べられませんよ〜。

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キモ、ハカマ。

キモと言われる部分ですが、ここの色は食べた海藻の色では無いんです。実はここサザエの生殖腺らしいんです。

キモのクルッと巻いた先端部分が白っぽいのが雄♂で緑が雌♀。

雄が白か…なるほど…なんか納得。

苦味は…一般的に緑の雌の方が強いと言われています…ん〜なんか納得いかず。

ちなみアワビも一緒らしいです。あっ!アワビも巻貝ね。

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貝柱と頭。

お刺身でいただける部分です。貝柱が甘くて硬すぎない適度な柔らかさで美味しいです。

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以上で捌いた工程解説はおしまい。

思ったより簡単でした!そして楽しい!

 

今回取り出した身は刺身でいただきました(写真無し)が、生で身を取り出す事で料理の幅も広がりそうです!

今度は味噌漬け、粕漬け、バター焼き、天ぷらなんかにしてみたいな。

以前、サザエと菜の花のほろ苦パスタを作った事が有りましたが、ほろ苦通り越してましたから、ハカマをとった身でリベンジ出来そうなイメージもつかめました。

何でも挑戦してみるもんですね。

 

あと、気付いたこと。

 

ハカマの部分、生で食べてみたのですが、苦味はあまり感じられませんでした。

あんまり苦くないのか?と思い、お味噌汁に入れてみたら…ニゲェよ…(T . T)。

どうやら加熱で苦味が増すような感じです。真偽の程は定かではないので、誰か詳しく知らないかなぁ。

 

最後に。

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サザエ、トゲトゲとトゲ無しの二種類ありますよね。

この違いは、雄と雌の違いではありません。雌雄は生殖腺でしか判断できません。

 

一般的に、この違いは左のトゲトゲの物が潮流の速い海域で育ったもの(棘をアンカーの役目にして流されないようにしている)で、右のトゲ無しが潮流の穏やかな海域で育ったものだとされていました。

…されていましたが、現在では遺伝的要素によるところも大きいと考えられているようです。

外的要因と遺伝的要因、両方が関係しているのでしょうね。

味には違いが無いようです。どちらもまぎれも無いサザエですね。

 

でもでも個人的には、サザエと言えばトゲトゲ!

カッコいいし強そうだし、見栄えが良いもんね。

それでいて、なんとなくあの髪型にも見えちゃうもの。

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ほらね。

 

もし、サザエさんの名前がアワビさんだったなら、マスオさんと出逢えても結婚できてなかった事でしょうな…どーでもいいか!